ありがと―、さるびあ丸♪

朝、ボーーーと出港の汽笛が聞こえて目が覚めました。あら、朝船着いたんだぁー。まぁ、もしかしたら着いちゃうかも?とは思ってはいたけれど、さるびあ丸、最後まで頑張ってくれたなぁ~~~。おかげさまで荷物が届きました~!
そして今日の東海汽船の運航状況のページには、「旧さるびあ丸」と。いやいや、まださるびあ丸なんですけど~?(笑)
昨晩発の客船はドックから出て来たばかりの橘丸に見送られて、2代目と3代目のさるびあ丸が同時出港。これからのメイン航路になる大島方面へ新船が向かって、こちらの航路に2代目が最後の航行となりました。そんな理由で、新・旧の表示になったようです。なんか、ちょっと笑ってしまった~。

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朝9時頃の桟橋周り。うーん、やっぱり昼はもう難しいかなぁ。それにしても、雲が低すぎてもの凄い圧迫感と湿気~~~。

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案の定昼船は海況がさらに悪くなって欠航してしまいました~。まぁ、そうなるだろうなぁ―とはわかっていたけれど、何とも御蔵らしい最後!(笑)

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南西の風が吹いているので、いつもなら御蔵の東側を通過してまっすぐ三宅島の三池港へ向かうのですが、今日は船長の粋な計らいで西回りでやって来て御蔵の桟橋沖を横切ってくれることになりました。昨日ちゃんと桟橋でお別れはしたけれど、先端を横切る時には今日もまたお別れの長ーい汽笛を3回鳴らしてくれました~!
私は鉄砲場から数人の島民とともにお見送り。今日の動画にはカワイイ声が入っています(笑)。



これで本当にさよならなんだなぁ~。

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バイバーイ!細長いスリムな船体を眺めるのもこれで最後です。
結局最後は欠航してしまったけれど、おかげ2回もお別れの汽笛を聞かせてもらったのは御蔵だけに違いない。太平洋のそして黒潮のど真ん中に突き出した桟橋のせいで、どれだけもの凄い海況の中接岸をチャレンジしてくれたことでしょう。今まで本当にありがとう~!お疲れさまー。

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最後は三池港に向かう時には見えるいつもの大島分橋からお見送り~!と思ったら、真っ白でした~~~。(笑)
画面のど真ん中辺りを三宅島へ向かってちょうど走っているはずなんですけどねー。

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今日も午後からハウスで作業をして来ましたが、まさに夏の様相~。霧で薄暗かった~~~!涼しくていいんだけれど、湿度がハンパない。

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そして帰り際、目の端に飛び込んで来たのはとぐろを巻いたヘビ。ハウスの外の畑です。
え?!と思ったら、かまじっこ(トカゲ)の頭がヘビの口の中に~。手足はまだ見えていたし、かまじっこももがいたりしていましたが、呑み込まれていく一部始終を観察してしまいました。さすがにグロいのでかろうじて出ている足と、尻尾のみの写真だけ載せます。

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さて、さるびあ丸との思い出は数々ありますが、やっぱり一番記憶に残っているのは2往復半したことかなぁ~~~。(笑)
それは2011年の6月のことです。ちょっと出島して帰路についた日、翌日の予報は南風3m/sくらいの予報だったので、確実に着くなぁ~と思って乗ったのですが、何と大陸の方へ行ってしまった台風のうねりが突然やって来て桟橋沈没~。聞くと島のおじさんたちも凪だと思って前日に魚の網を入れていたくらいだったので、私の判断が甘かったわけではないのです!(笑)網、揚げに行けなかったらしいし~。
それが長旅&面白エピソードてんこ盛りの始まりでした!

1日目、八丈島へ到着するとデッキで朝のCoffee。こんなこともあろうかと旅ではいつもCoffee setを用意しています。が、Aデッキの半分にロープが張ってあったのでテーブルを利用できず。何だろ?と思っていたら、船員さんが床のペンキを塗り始めました~。へー、そんなことも自分たちでしているのか。

さて2日目、また八丈へ到着(笑)。今度は客室入り口側の半分が仕切られ、残りの半分を塗っていました~。三宅へ着く頃にはロープはずされていたので、あっという間に乾くペンキなんだね!床、ピカピカのブルーです。

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そして竹芝へ戻ること2回目。長旅なので船内で着替えた時にネックレスを忘れたことに気づき、竹芝の窓口へいって、今晩また乗るので船のインフォメーションで預かっておいて欲しい旨を伝えると、「島民の方ですか?」と。お名前を、と言われたので名乗ると「あ、御蔵島の・・・」って(笑)。竹芝へ戻って来ちゃうとチケットの払い戻しか切り替えをすることになるので、何日も乗ってることがバレバレ~!
だって、着かないんだからしょうがない。(笑)

3日目はさすがに着きそうだな、とは思っていたけれど、昼船だなぁ―と思っていたのでのんびりしていたら、何と朝船就航~~~!2日半も乗っていたのに、バタバタ慌てての下船になりました~。(笑)
船から下りた途端、たくさんの島民に3日分払えよ~だの、小笠原まで行けたね!だの、温かいお言葉をいただきました!確かに、海況は悪かったけれど、もの凄くいいお天気で、2日分は無料の伊豆7島クルーズだったわけですからね~。実際楽しかったし♪(笑)
そして、帰島したその日の午後には山ガイドしてたー!!

実は翌年の2012年の6月も1往復半して八丈へ2回流されています。どうやら6月の客船は鬼門らしい!(笑)
余談ですがその時は沖縄へ行った帰りで、6月6日に金星の日面通過を那覇で観たのでした。その時に持って行ったのが先日の日食の時に使ったアトム柄の日食グラスです。

その時だったかどうかは定かじゃありませんが、デッキの床だけじゃなく白い天井をローラーで塗っていたのも見たことあるなぁ~~~。
その後は6月にはあんまり客船乗らなくなったけど(笑)、その2年を除いてはかなり船運よくて、ほぼ予定通りに帰って来れているのでご心配なく!(笑)
でも、おかげで面白い経験をいっぱいさせてもらったなぁー。

今は行きはほとんどヘリに乗るようになったので、以前と比べると船に乗る頻度が低くなっています。だからこそ、さるびあ丸との思い出が一番あるし、思い入れがありました。
長い間本当にありがとう!お疲れさまでした~。

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この記事へのコメント

も~と住民
2020年06月27日 02:52
も~と住民
2020年06月27日 03:28
毎日たのしみに拝見しております、有難うございます。
 さるびあ丸 長い間本当にご苦労様でした。貴船に対し「UW」(ユニフォーム・ウイスキー)を掲揚します。
  6月10日の御蔵島港沖で新・旧サルビア丸がすれ違った時の写真、二代目さるびあ丸のメインマストに船舶国際旗流信号・2旗信号の「UW」が掲揚されていました。この時信号が、新船に送られたものであれば、新船も掲揚し答礼するのが礼儀で、これは「貴船の御安航を祈る」(安全なる航海を祈る)という意味なのですが。 自分は当初御蔵島村及び村民に対して航路の任務を終了するにあたり、船から贈られたものかと解釈したのですが(粋なことをするなと思いました)。記事で20分前に新船とすれ違ったことから判断すると、新船・旧船で交わされた信号かも?
も~と住民 途中で失敗しました
2020年06月27日 04:09
真意は、船長に聞かなければわかりません。
 今日の写真、拡大したのですが、掲揚されていないようでした。
 去る15年程前、所用で横須賀へ行った折、時間があったので、横須賀港区長浦港へ自衛艦を見に行った時、港の片隅の端の船影に見覚えのある長さ20mの、老小型船を見つけました。船歴30年を優に超え、改良され 塗色も変えられていましたが。船名は変わらず、「えびね丸」自分が乗船して荒天航行で鍛えられた二代目で、船は、その時は東京湾で巨大船の前方・側方や工事の警戒船をしていると近くの人が話していました。もう解体されたでしょうが、古き友人に会え、力を貰ったのを思い起こします。

 いよいよ、人々が動き出しますが、大事には至りませんよう。
日にやはり何度かコロナの問い合わせが、あるようです。
こちらではしょうがないですが、戦々恐々として、人が増えた電車で通勤しております。
 早く収まりますよう。
ヒトイルカ
2020年06月27日 23:29
いつも読んでくださってありがとうございます。
そうですね、6月10日は私たちは新旧さるびあ丸がすれ違うのを見ていません。

2014年に引退したかめりあ丸もどこかで活躍しているという記事を目にしたような気がするので、2代目さるびあ丸もまだまだ現役で頑張ってくれることでしょう。どこかでひょっこり出会えることがあると嬉しいですね!